茶摘みと製茶 ~釜炒り緑茶編~


お茶の新芽が勢いよく伸びる 5月も半ば

今回は静原にある中村さん宅の生け垣で

茶摘み、製茶を行いました。

静原では、昔は作業をする際に

腰に巻くような前掛けを着けていたそうで

丁寧に織られた、手縫いの前掛けもお借りして

お茶摘みの気分も上がりました。






こちらのお宅でも数年前までは、毎年お茶を摘んで作っておられたそうです。

市原、静原共に、一昔前までは

自宅でお茶を育て、作ることは、日常的に行われていましたが

今では、そのようなお家はあまり多くないそうです。























摘みたての青々としたいい香りに包まれます。

お茶は、摘むと酸化酵素により発酵が進んでいくようです。

今回は摘んですぐに製茶する、釜炒り緑茶に挑戦です。








土鍋等で加熱しながら、揉んでいく作業
あちち。。となりながらも
温かな空気と共に立ち上がるお茶の香りがたまりません。







1時間以上揉みながら加熱して
ようやく完成しました。
最後は天日に干して、完全に乾燥させます。

毎年、自然に成長し、新芽をつけてくれるお茶の木
それを丁寧に摘み、時間をかけて手作業で仕上げていくこと
それを、みんなで味わい、語らう喜び


とても手間のかかることではありますが
五感を使って体験する、その工程全てに
新たな発見や、感動、楽しみがたくさんありました。


こちらの釜炒り緑茶も
二軒茶屋にある、「ぽかぽか茶屋」さんにて
静市のかぜ、活動資金の協力金を募る際の
お礼の品としてお渡しする予定です。
(数に限りがあります)
詳しくは、改めてご案内いたします。

静原の新茶の爽やかな香りをお届けできるよう
準備を進めています。


(Keiko)