第一回てのひら交換会を開催しました

 今年の静市のかぜの活動の締めくくりのお楽しみ企画

「てのひら交換会」を11月の第四日曜日に開催しました。

静市のかぜを立ち上げと同時に借りられることとなった

静原の畑の広場では、春〜秋まで、様々な植物達と触れ合うことで

私たちを和ませ、癒され、人と人を繋げ、楽しませてくれました。

畑の横にある広い空間は、男性陣に何度も草刈りをしてもらいつつ

ここで、いつか皆さんと何か楽しいことをできたら。。と考えていました。

そして、フードスワップという、手作りの品々を物々交換するという企画が生まれました。

アメリカで行われているコミュニティイベントですが

日本ではまだあまり前例がないようで

うまくいくか分からないけれど楽しそうだからやってみよう!と

コアメンバーで盛り上がり、いよいよその日を迎えたのでした。



古楽器奏者 Sally Lunnさんの演奏(の交換)


コアメンバーが木製の看板を作ってくれました!
種の交換はご自由にして頂けるようにしました。



少し寒かったので、焚き火を用意してくれました
とってもありがたかったです!


なんと、広場に突然現れた移動式ダンボール茶室
こちらは数奇屋大工さんの作品


子供たちも興味津々!




この地域で収穫された新米のおにぎりや、手作りの焼き菓子

子供も大人も、自分ができることを無理なく楽しく


大阪から駆けつけてくださった方も!


きんかんの包装がとっても可愛かったです


愛情込めて育てたお野菜や、その加工品


大原からもご参加頂きました


お庭でとれたハーブの加工品や
綿から育てて紡いで織られた作品も!


子供と大人、総勢30名程が集まりました


私の手から生まれたものと
あなたの手から生まれたものを

差し出し合う
交換のひとときは


あなたと私は同じ
等しくかけがえのない 素敵な存在なのだということを


手作りの物を通じて感じ合う体験



誰かに喜んでもらえるかな、という純粋な気持ちを


お互いに渡し合い、循環していく体験は


何者でもない「わたし」同士が繋がり合う瞬間


お金でのやり取りでは体感できない
心の奥から感じる「豊かさ」と「愛」に溢れていました



移動式茶室では、お抹茶と手作りの和菓子で迎えてくれました


光の差し込む茶室で
お抹茶をいただく体験を交換して頂きました

花入をお客に所望する
「花所望」を取り入れてくださいました
お花はこの広場や道に生えている野の花です


室礼も美しく優しい光が入ります



広場の隣に植わっている小豆の収穫もお手伝い頂きました


次はここでみんなでお善哉を囲もう!



子供たちは、自分が作ったものを手渡して
誰かの美味しそうなものを受け取る、というシンプルなやり取りに
そして手元に増えていく品々にキラキラと目を輝かせて
その場で頬張る子や、嬉しそうなホクホクの笑顔に溢れていました
みんなの作ってきたものを見て
次はもっとこうしよう!とか
あのアイデアいいね〜、と
喜びも学びもたっぷり吸収したようです



始まりの時
空から御光が差し込んでいました。
まるで空から祝福されているような
みんなの笑顔と喜びに溢れた1日となりました。



てのひら交換会
大成功!
参加してくださった皆さんの優しい気持ちが一つになった
何にも代え難い、尊い経験となりました。
関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
言葉では伝えきれない、この豊かな体験が
それぞれのフィールドに活かされて
この温かなエネルギーが
波紋のように、優しく広がっていくような気がしています。


この喜びは体感しないと分からないと思います。
また来年も開催したいと思いますので
次回も楽しみにしていてくださいね!

静市の校区で人と自然が優しく繋がる活動を
自分達からはじめよう、とスタートした小さな活動が
今では地域の垣根をも越えて、共感してくださる多くの方々と共に
風のように軽やかに繋がり合っています。
今私たちにできることを、無理なく、楽しくやってみる
これからも、「静市のかぜ」の活動に
関わってくださることで
一人一人の日々の中に、
今ここに生きる安心感や豊かさを分かち合い
楽しいというエネルギーを
循環していけたなら、嬉しいです。



Special thanks
静市のかぜコアメンバー

Hiromi Asai
Keiko Kawakatsu
Hidemi Kimura
Mika Shirata
Chie Takagi 
Aki Tanaka 

With our family



(コアメンバーの目印バッヂを桜の木でメンバーが作ってくれました)